クローズアップ現代10月26日放送【世界が注目!
がん最新治療法】の詳細情報です。
クローズアップ現代10月26日の放送は【世界が注目!
がん最新治療法】がテーマ
でしたが、
がん細胞を体の中の免疫システムを利用して攻撃するのが、
がんワクチンです。
がんワクチンは手術・放射線・化学療法に次ぐ第4のがん治療法として注目されています。
抗がん剤は正常な細胞も攻撃してしまいますので副作用が出ますが、
がんワクチンは注射
するだけでがんの増殖を抑えられますので、がん治療中でも普通の生活ができます。
クローズアップ現代で紹介された、和歌山県立医科大学の臨床試験では余命7か月と宣告
されたすい臓がんの男性患者が、
がんワクチン投与後、がんが進行・転移せず、2年以上も
生存した例があります。
国内では、すい臓がんのワクチンが臨床試験の最終段階に来ていますが、一方でその他の
がんワクチンの臨床試験は新薬承認まで莫大な資金が必要になることから、進んでいない
のが現状です。
●新薬承認までのプロセス
(第1段階)安全性の確認
(第2段階)有効性の確認
(第3段階)承認
今回の
クローズアップ現代では、アメリカのがん患者に対する取り組みも紹介されましたが、
すい臓がんの最新研究機器を備えたジョンズ・ホプキンス大学の場合、がん患者を支援する
NPO・すい臓がんアクションネットワークや民間団体が中心になり、インターネットやイベント
で研究資金を集め、大学に寄付、政府も動かし、
がんワクチンの開発を強力に推進しています。
今回の
クローズアップ現代では、実用化目前の
がんワクチンの日米の研究現場を追い、
スタジオゲストとして、
がん患者団体支援機構理事長を務め、自ら大腸がん患者でもある、
ジャーナリストの
鳥越俊太郎さんが出演、
がんワクチンの可能性と課題を探りました。
日本の
がんワクチン開発が遅れているからといって、海外の
がんワクチンを輸入することは、
がん細胞に付着するペプチドが人種により異なるため、できません。
アメリカのすい臓がん研究費は5千億円に対し、日本は数百億円と、日本では、政府の
バックアップが足りない財政面での問題とがん患者に対する情報提供システムの不備が
がんワクチン開発の大きな課題になっているとのことです。