カンブリア宮殿10月26日放送【緊急!インフルエンザ大特集…患者317万人
急拡大する新型の真実と誤解】の詳細情報です。
カンブリア宮殿10月26日の放送は【緊急!インフルエンザ大特集…患者317万人が
急拡大する新型の真実と誤解】テーマでしたが、
カンブリア宮殿番組MCの
村上龍が
新型インフルエンザをめぐる現場からリポートしました。
新型インフルエンザ感染者数の増大で医師の絶対的な数が足りず医療現場は混乱し、
新型インフルエンザの正しい情報が行き渡っていない現状もあり、「
新型インフルエンザ
検査薬は足りているのか?」「
新型インフルエンザ治療薬が効かないこともあるのか?」、
新型インフルエンザに関する
パンデミック(感染爆発)で日本の危機管理のあり方が
問われています。
新型インフルエンザワクチンの接種可能本数は、アメリカでは2億本・フランスでは
4700万本と十分ですが、日本では2700万人と不足しています。
そのため、日本は必要とされる
新型インフルエンザワクチン5000万本のうち、
4分の1を
輸入ワクチンに頼らざるをえない状況にあります。
輸入ワクチンには2種類あります。
(1)
鶏卵培養法…出荷まで6か月かかるが、1965年から使用実績あり
(2)
細胞培養法(MDCK)…出荷まで2か月だが、使用実績が乏しい
※採用国:スイスのみ、アメリカでは認可されていない
ちなみに、日本が採用する
輸入ワクチンは(2)の
細胞培養法(MDCK)です。
欧米各国は
新型インフルエンザワクチンの確保に今年春から動き出していましたが、
日本は対応が大幅に遅れをとりました。
その理由は、予防接種裁判で国の敗訴が続いたこと・1994年に予防接種法が改正
され、集団接種がなくなり、武田薬品工業などの大手ワクチンメーカーのからの撤退で
ワクチンマーケットが縮小し、国内のワクチンメーカーが中小4社しか残らなかったため、
2004年からワクチンの大量開発を目指したものの、通常必要とされるワクチン数は
足りていることも手伝い、
パンデミック(感染爆発)に対応できなかったからだそうです。
日本はワクチン後進国ですが、ワクチンに対する正しい理解が国民に浸透していない
面もあると、
カンブリア宮殿に出演した、
北里研究所ウイルス感染制御学の
中山哲夫
教授はコメントしていました。
専門家の中では、
新型インフルエンザから現在アジアで発生している鳥インフルエンザ
に関心が移ってきていますが、医療現場の最前線にいる医師・看護婦の献身には限界が
ありますので、国民が不安にならないよう、厚生労働省の迅速な対応が待たれます。