ガイアの夜明け11月3日放送【
新しい働き方第1弾】の詳細情報です。
日経スペシャル・
ガイアの夜明け11月3日放送は【
新しい働き方・第1弾】として、
成果主義の弊害を乗り越え、社員のやる気を高める制度を導入する企業を追いました。
派遣切り・史上最悪ペースの失業率・社内失業の高まりなど、日本の高度経済成長を
支えた、
終身雇用・
年功序列という日本型経営が崩れ、1990年代後半から日本企業に
取り入れらた
成果主義は、個人の能力とやる気を企業の成長につなげようとしたものの、
結果としてうまく行かない事例が続出しました。
今回の
ガイアの夜明け【
新しい働き方・第1弾】では、まず販売ノルマ廃止で営業マンが
復活したケースが取り上げられました。
ペット用品トップメーカーの
ユニ・チャームペットケアは赤字に陥ってしまい、営業マンは
ノルマに追われ疲弊していました。そこへ親会社から着任した二神軍平社長は、その事態を
会社存続の危機と考え、大胆な改革を行いました。営業マンの至上命題である販売ノルマを
撤廃しました。その代わりに導入したのが行動ノルマ(行動基準)※でした。
※翌週の30分単位のスケジュール作り(取引先の訪問件数・訪問回数を決める)など
二神社長は「意識を変えれば行動が変わると言うが、逆で先に行動を変えると意識が変わる」
と言い、会社は、この制度の導入で売り上げアップを果たしました。
次に取り上げられたのが、美容室の
チーム制成果主義でした。
指名をとれる美容師がもてはやされる一方で、自己中心的な美容師が増え、一部の美容院では、
スタッフ間の雰囲気が悪くなり、中には店の経営自体がうまくいかなくなるケースも出ました。
その時期、
資生堂美容室立川店でNo1美容師として働いていた板野寿之さん(32歳)は、
良い仕組みはないか?と
チーム制成果主義を考案し、その後そごう横浜店長となり、店内の
スタッフをチームに分けて競わせる※ことで、店の雰囲気はよくなり営業利益も2倍に増えました。
※リーダー・美容師・アシスタントでチームを構成し、800万円/月が売上目標
最後に取り上げられたのが、ITベンチャー企業が採用する選択制の勤務形態でした。
97年創業のITベンチャー企業の
サイボウズは、創業以来、厳しい
成果主義で若い社員の
やる気を引き出し、最低評価を2期連続でとると即刻退社という厳しいルールがありました。
しかし、社員の退職率が高く、2005年は退職率が23%にも上る弊害が出たため、
導入したのが、
成果主義型と年功重視型の2つの制度から、社員が1年ごとにどちらかを
選べるようにした選択制でした。
成果主義型(裁量労働制)は1年更新の年俸制で、給与がダウンする可能性もあるが、
がんばって結果を出せば役員レベルへも到達できる一方、年功重視型(定時勤務制)は能力に
合わせた時給制で、給与ダウンはないものの、昇進昇給速度は非常に遅く、役員になるには
勤続100年が必要なものでした。